千歳の心霊スポット!第一話(赤いランドセル)
こんにちわ、(私)パパさんは中学3年生のときに函館から父親の転勤で千歳にやって来ました・・
と言っても、生まれは千歳の千代田町で小学校に行く年まで住んでました
しかし転勤族なので、小学校入学の時は父親の転勤で芦別に行ってしまい千歳に別れを告げました
ひとつ・・これから書いていく千歳にいた幼少の頃の強烈な記憶があります。
住んでた家のスグとなりの空き地に竜神の祠(ほこらとは、竜神の神を祭ってた場所)が有り、

祠から10メートルくらい離れた所に古い小さな木造の一軒家が建っていた・・
ある日突然、家族が消えたと噂の家で、近所でも誰が住んでいたか解らないという。
※(家主は札幌で時計屋を営んでいると聞いたが、土地の事情を知っているらしく、
一度も建物は立った事が無い!この場所は現在、千歳の駅前通りに面した駐車場になっている)
親には、中の入っても覗いても絶対ダメだと言われていたが子供の怖いもの見たさで
ボロボロの空き家で割れた窓から中を覗くと家財道具や布団、鍋、茶碗などが散乱している、
うっ!目が釘付けになった、赤いランドセル!
それも教科書やノートが数冊重なって半分飛び出している・・
「なんで、勉強道具が入ったランドセルが置いてあるんだろう?」
よし!窓から身を乗り出し中に入ろうとした、その時!

ランドセルから飛び出していたノートの紙が風も無いのに
一枚ずつめくれだした!

うわ~!一目散の逃げましたが、今になって考えてみると、ランドセルの持ち主は・・
小学生の、1、2年生の女の子だったのでしょう・・どんな事情が有ったのでしょう?
突然、失踪した理由は今でもわかりません、しかし・・
きっと、自分のノートに書いてることを子供の私に見せたかったのだろうと・・