守護神!第二話
実は私も守護神を見たことが有るのです(守護霊ではなく守護神です)守護霊とは人だけではなく
動物(可愛いがっていたペットなど)の霊なども居ますし、時々入れ替わります。
しかし守護神はこの世に生を受けてから、あの世に帰るまで変わることは有りません
人には見えず(一生見れないのが普通)夢にも出てきません・・ただ、例外的にBさんのように目に前に現れることも有るようです。
今から10年前、母親が肺がんで他界する1年ほど前の話です・・
確か夏だったと思います、親の実家で夕飯を食べていたとき、ドアが半開きになっていたとなり部屋に、ふと・・視線を向けると、
「あれっ!何?」半開きのドアの中から黄金の上半身がこちらを見ている!

「ぅっ・・」あまりの驚きに声も出せません!顔と顔が合いました、
黄金色の人?には目も鼻も口も有りません「えっ!」・・しばらく凝視してたのですが、周りの人は誰一人気づいていない!
そばに霊感の強い母親も居ましたが、全く見えていないようです、実際は何秒かの間でしょう・・
しかし、何時間も時が止まったように、私は女とも男とも解らない黄金体を見つめていました。
後日、母親が言うには、お前が黄金の観音様のような人を見たと言ってた晩に夢を見てね・・
黄金の守護神が出てきて「見なければ信じないから、お前に自分の姿を見せた!」と言ってたよ・・
「えっ!やっぱり守護神だったのか!」こんな話のやり取りした翌年・・
街路樹のナナカマドの実が赤く染まり、空が青く澄みわたるおだやかな晩秋のある日、
母親は静かにあの世へと旅立ちました・・